【ヴィクトリアM】ノームコア90点 山口百恵「プレイバックPart2」昨年V時の腹回り
2020年05月12日 05:30
競馬
【鈴木康弘「達眼」馬体診断 】
ノームコアはG1初制覇を飾った昨春の画像をプレーバック（再生）したような姿です。相変わらずふくよかな馬体。特に腹周りはフックラしている。牝馬にとってこのゆとりは非常に大切です。栄光から1年たってもほぼ同じ体つき。衰えはどこにも見当たらない。山口百恵の「プレイバックPart2」（作詞・阿木燿子）を思い出します。♪緑の中を走り抜けてく真紅（まっか）なポルシェ…。
芦毛のボディーはシルバーですが、ポルシェのような加速力を可能にするのが馬のエンジンに当たるトモ。昨年同様に鍛え抜かれた厚手の筋肉が付いています。アクセルに該当するハミをかませる口元、鞍上が力いっぱい押す首から背、トモにかけての流れるようなラインがポルシェを躍動させる。♪みじかい旅よ 力一杯アクセル踏むの…。
前走・高松宮記念時は冬場の香港遠征を挟んで気性がきつくなっていたのか。当時の馬体診断で「目が鋭くなりすぎている」と指摘しましたが、今度は昨春と同じ穏やかな目に戻っています。精神的にゆとりが生まれたのでしょう。「プレイバックPart2」にはこんなフレーズもあります。♪ラジオのボリュームフルに上げれば 心かすめてステキな唄が流れてくるわ…。ポルシェから聞こえてくるのは凱歌かもしれません。
前走・高松宮記念時は冬場の香港遠征を挟んで気性がきつくなっていたのか。当時の馬体診断で「目が鋭くなりすぎている」と指摘しましたが、今度は昨春と同じ穏やかな目に戻っています。精神的にゆとりが生まれたのでしょう。「プレイバックPart2」にはこんなフレーズもあります。♪ラジオのボリュームフルに上げれば 心かすめてステキな唄が流れてくるわ…。ポルシェから聞こえてくるのは凱歌かもしれません。
