【オークス】メリハリ利いたホウオウ“合格”
2020年05月21日 05:30
競馬
「これまで競馬を使った後はテンションが落ち着かなく、引きずることが多かったが、その辺は払しょくできて、オンとオフが切り替えられるようになった」
前走・フローラS(2着)は馬群の中から伸び、良血馬らしい片りんを示した。2走前のクイーンC(6着)で桜花賞は断念したが、それも糧にして初のG1舞台。「距離を延ばしていこうと思って長い距離だけ使うと、今は前残りも結構あるので、1600メートルの競馬を1回挟んだことで、強気に出たとしても、最後の脚が使えると思う」
偉大な兄ブラストワンピースとの兄妹G1制覇の夢へ。「世の中、少しずつ新型コロナの感染者数も減っているということで、希望の光も見えつつあります。ここでしっかり結果を出して、競馬場で再会できるように願っています」
指揮官は目を輝かせた。フローラSで◎を打った小田も好走を願わずにはいられなかった。