【函館記念】カウディーリョ 藤岡佑とスイッチオン!「成長感じる」馬なり単走で軽快12秒7
2020年07月17日 05:30
競馬
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藤岡佑は「半マイル(4F)から直線の反応を見てのオーダー。環境にも慣れて落ち着きもある。オンとオフの切り替えが、はっきりできている」と穏やかな表情で切り出した。
コンビ成績2戦2勝。昨夏札幌のHTB賞と2月小倉の関門橋Sを快勝した気心の知れた仲だ。「いいタイミングで乗せてもらっている。成長も感じます」と目を細めた。逃げ&好位からの抜け出しがレースパターン。レーンが騎乗した前走・メトロポリタンS(4着)は多少行きたがる場面もあった。鞍上は「むちゃくちゃ掛かるというより、走りに対して前向き。一生懸命に走る」と特性も十分に把握している。
母ディアデラノビアは05年オークス3着で重賞3勝。兄&姉にディアデラマドレ、サンマルティン、ドレッドノータスなどオープン馬が多数いる良血。カウディーリョ自身、昨秋の菊花賞(8着)は逃げまくって競馬場を沸かせた。
前走時が454キロ、16日の計量では450キロ。橋本助手は「雰囲気も良く、うまく調整できている。馬体重も2キロ前後の増減で体的にもまずまず。函館は初めてですが、滞在は札幌や小倉で結果も出ているので楽しみ」と前向きに話す。
函館記念史上屈指の混戦メンバー。4歳の勢いと小回りのうまさは武器になる。藤岡佑は「洋芝が合うかは条件戦を勝っただけなのでつかめない面もあるが、先行力があるので小回りはいい。枠順ひとつで変わるレースだけど、最近の成績からもチャンスはあると思う」と目を輝かせた。鞍上にとって、函館記念は08年トーセンキャプテン、18年エアアンセムで制している好相性重賞。2度あることは3度ある。