【フェニックス賞】ヨカヨカ生産、本田土寿さん、不安よりも楽しみ
2020年08月12日 05:30
競馬
現在は15頭の繁殖牝馬を所有している。種牡馬も積極的に導入しており、かつてはカンパニーやブラックホークをけい養。今年はロードバリオスの1頭だけだったが、来春からはアレスバローズが加わる。「アレスは先月、牧場に来ました。ディープの産駒だし、種牡馬のレパートリーが広がりましたよ」。目下の目標は“九州の枠を飛び越える馬”を送り出すこと。その夢をヨカヨカに託している。
【昔は一大馬産地】九州産馬とは文字通り、九州で生産された競走馬。かつての南九州は一大馬産地だったが、戦後は北海道が中心となり規模が縮小。現在は北海道で種付けし、九州の牧場で出産するケースが増えている。主な活躍馬はゴールドイーグル(宮崎産、77年大阪杯、マイラーズC)、コウエイトライ(鹿児島産、阪神JS4勝など障害重賞8勝)、テイエムチュラサン(同、05年アイビスSD)など。