亀田、自信つかんだ北海道遠征 函館開催、自身初特別レースV含む9勝
2020年08月19日 05:30
競馬
「もう少しだったので悔しかったですよ。重賞はいい経験になりましたし、特別レースを勝てたことは素直にうれしかったです。ただ、まだこれから頑張らないと。僕以外の同期はいっぱい重賞に騎乗していますし、結果も出していますから。ようやく僕もスタートラインに立てたって感じです」
亀田が自信をつけた理由の一つがトレーニング。肩幅や腕の筋肉は1年前と明らかに変わってきた。「昨年10月から加圧トレーニングを取り入れたり、メニューを増やしました。体力がしっかりとついて、効果は凄く実感しています」。日々の鍛錬。それが今夏、明確に数字として表れた。「周りの方にいつも助けられています。厩舎スタッフの皆さんや(北出)先生には感謝しかないです」。北海道遠征で騎手としても、人間としても、大きく成長した。今後さらなる活躍でみんなに恩返しをする。
◆亀田 温心(かめだ・はーと)2001年(平13)2月4日生まれ、京都府出身の19歳。栗東・北出厩舎所属。競馬学校35期生。19年にデビューして、3月17日の中京7Rで自厩舎グランドガールに騎乗し、初勝利を挙げた。JRA通算817戦38勝。1メートル64、46キロ。血液型A。