【別府・開設記念】浅井 記念29度目制覇!因縁の地で格別「G1よりうれしい」
2020年12月07日 05:30
競輪
浅井は「G1よりもうれしい優勝」と表現。別府は昨年、G1全日本選抜で失格、記念の決勝では落車(再入9着)と苦い思い出が残るバンクだけに格別だった。さらに今回は、前回の小倉競輪祭での落車からの参戦で「体調面には不安があった」。手負いの中で、昨年の悔しさを晴らした。
「岩本君はホームから仕掛ける選手なので、北津留君とのモガき合いを捲ればと思っていた」と勝負勘もさえた。最後はGPに出場する松浦の急追をしのいで「競輪人生の中でやり切ったという感じ(笑い)」と振り返った笑顔からは、充実感がにじみ出ていた。
優勝の浅井康太は松阪F1(25~27日)、2着の松浦悠士はKEIRINグランプリ2020(平塚、30日)、3着の園田匠は松山F1(15~17日)に出走予定。