2020年ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)ファイナルラウンドが26日、阪神で行われた。中央と地方の若手16人が24日の園田2走とこの日の2鞍で争い、65ポイントを挙げたデビュー3年目の吉井章(19=大井)が総合優勝を決めた。「1年間このシリーズの総合優勝を最終目標にしてきたので、素直にうれしい。師匠や父も応援してくれていたので優勝できたことと“これからもよろしくお願いします”と伝えたいです」と喜びを語った。父・竜一さんは南関東の元騎手。昨年に続き地方所属騎手が1~3位を独占。創設された17年から地方騎手が4年連続優勝となった。