笠松競馬2月まで開催中止 岐阜県知事、所属騎手らの馬券購入問題再審査
2021年01月20日 05:30
競馬
笠松競馬を巡っては岐阜県警が昨年6月、馬券を買った疑いがあるとして、競馬法違反の疑いで騎手と調教師計4人(すでに引退)の自宅などを家宅捜索。その後、組合は騎手ら全関係者を聴取し、4人の他に違法な馬券購入は確認されなかったと説明したが、古田知事は「聴取が十分でなく事実と反した説明があった」と述べた。
関係者によると、約20人が税務調査を受け、19年までに計3億円超の申告漏れを指摘された。うち約2億円は騎手らが他人名義で購入し、的中させた馬券の配当金から手数料などを差し引いた利益だった。