【シルクロードS】トゥラヴェスーラ、殻破る冬!前走とほぼ同ラップ、高橋康師「予定通り」
2021年01月29日 05:30
競馬
「メンコを外して走ると全力で走るのが染みついているので、メンコを着けています。前走からのプラスアルファはあると思うし、予定通りに来ていますね」
前走は好位のインで収まりをつけ、直線は馬群をきれいに割ってきた。器用さを見せる立ち回りでオープン2勝目を挙げた。その時から重量1キロ減のハンデ56キロ。期待はさらに膨らむ。
「前走は内枠でいい競馬をしていました。モマれる競馬も大丈夫そうでしたね。57キロで強い競馬をしてくれたし、収穫は大きかった。今回は56キロだし、左回りの方が走りやすいですね」
常にいいポジションに付けて、上がりは34秒台でまとめてくる。ここ5走も1分8秒2~1分8秒5で走破。勝ちみに遅い部分はあるが、とにかく堅実に走る。前走の勝利がいい“突破口”にならないか。
「明け6歳で本格化?ようやく本調子になってきたかなと思います」
3歳夏から重賞に5回挑戦してきた。6度目のトライ、殻を突き破ってみせるか。
≪ドリームジャーニー産駒、唯一の重賞勝ちは2月≫ドリームジャーニー産駒の重賞成績を季節別に見ると12~2月【1・4・2・7】3~5月【0・3・2・8】6~8月【0・0・0・3】9~11月【0・1・0・10】と冬場(12~2月)の好走が目立つ。産駒唯一の重賞勝ち馬ミライヘノツバサは、昨年2月のダイヤモンドSを制覇。先週のAJC杯ではヴェルトライゼンデが2着に好走した。逆に夏場(6~8月)はさっぱりで、一度も馬券に絡んでいない。