【桜花賞1週前追い】シゲルピンクルビー、“姉を超える輝き”流して先着 好走の反動なし
2021年04月02日 05:30
競馬
8番人気と伏兵扱いだった前走・フィリーズレビューは中団から差し切りV。重賞初制覇を飾って「鞍上の乗り方が抜群でした」と笑顔で振り返る。デビュー時に480キロだった馬体重は前走時で464キロ。無駄な脂肪が取れてシャープな体つきになった。「以前と比べて全体的にしっかりしてきたし、見た目からグッと締まってきた。成長を感じています」と手応え十分だ。
厩舎の先輩でもある半姉シゲルピンクダイヤは一昨年の桜花賞で勝ったグランアレグリアから2馬身半差の2着。モーリス産駒のピンクルビー自身、2走前に同舞台の阪神JFで17着に敗れたが血統背景から1F延長に悪いイメージはない。「セールスポイントは操縦性の良さ。スタートセンスがいいし、スッといい位置を取れる。あとは鞍上にうまくエスコートしてもらえたら」。トライアルVで弾みをつけた妹が、姉超えとなる桜の女王を目指す。