【桜花賞】アカイトリノムスメ、ディープ×アパパネの超良血が心身成長 母娘制覇へ急上昇
2021年04月05日 05:30
競馬
10年のトリプルティアラを達成したアパパネ。デビュー3戦(新馬戦敗戦→未勝利戦勝ち→赤松賞V)はその偉大な母と同じ軌跡を歩んだ。前走・クイーンCはこれまでにない前方で流れに乗る競馬を披露。迫るアールドヴィーヴルを首差しのぎ、師は「前走はいい内容の競馬だった。今回も落ち着いてこの前のような競馬ができれば」と見通しを語る。
鞍上は新進気鋭の横山武。赤松賞以来の再コンビとなり、1週前追い(Wコースで5F67秒1~1F12秒8)に騎乗した。横山武は「僕が乗った時(赤松賞)は左に張っていたけど、そういう面は気にならなかった。前走の映像を見ても大丈夫そう。調教で凄いというよりは実戦に行って良さが出るタイプだと思います」と話していた。
デビュー当初から陣営は「良くなるのは先」と話したが、ここに来ての急上昇ぶりは超良血のなせる業か。個性豊かな21年牝馬クラシック戦線でも、その末恐ろしいポテンシャルは際立っている。