【安田記念】ダノンプレミアム 昨年道悪に泣き13着、新コンビ池添で反撃狙う

2021年06月01日 05:30

競馬

 昨年オーストラリア、香港と2回、海を渡ったダノンプレミアムが今年初戦を迎える。香港カップ4着後、帰国して検疫と放牧を挟み、英気を養って栗東へ。順調に乗り込みを重ねてきた。片山助手がここまでの調整過程を振り返る。
 「海外遠征明けになるけど予定通り早めに栗東に帰厩。体は少し増えているけど重めという感じではありません。稽古ではしっかり動けていますよ」

 17年夏のデビューから朝日杯FSを含めて弥生賞まで4連勝を飾り、翌年ダービーで1番人気(6着)に支持された逸材。このレースは一昨年がスタート後に寄られる不利がこたえて16着、オーストラリア遠征明けの昨年は道悪(やや重)に泣いて13着と本来の走りができていない。今年こそ。

 陣営の思いを背負うのが新コンビ・池添だ。先週木曜はCWコース単走で6F78秒7!ラスト1F12秒0にまとめた。稽古をつけた池添は「跳びが大きく、きれいな走り。動きも息遣いもいい」と好感触だ。「この馬を立て直そうと厩舎が頑張っているので結果を出したい」。昨年グランアレグリアとのコンビでアーモンドアイを負かした東京マイル決戦で今年も相棒を勝利に導く意気込みだ。

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