【宝塚記念】福岡助手、ユニコーンライオンと大舞台で恩返しを 西浦氏と矢作師に感謝と笑顔届ける
2021年06月25日 05:30
競馬
今年3月に矢作厩舎へ。そして出合ったのが当時3勝クラスのユニコーンライオンだった。前々走・弥彦Sを制してオープン入り。前走・鳴尾記念で人馬ともに初タイトルを奪取した。「レース後、すぐに西浦先生の奥さんから“おめでとう”と連絡が届いた。夫婦でレースを見てくれていたようで。あのひと言で肩の荷がスッと下りた」と笑みを浮かべる。
5歳を迎えて本格化。充実期に入った今ならG1でも期待は膨らむ。「素質のある馬を任せてくれた矢作先生には感謝しています。やれることは全てやった。あとは馬を信じるだけ」。自分のことよりも周りの喜ぶ顔が大好き。これまで培った経験を生かし、勝利で多くの人々に笑顔を届ける。
◇福岡 五大(ふくおか・ごだい)1981年(昭56)10月26日生まれ、大阪市出身の39歳。10年3月に西浦厩舎に所属。今年2月いっぱいで厩舎の解散に伴い、矢作厩舎に移った。ユニコーンライオンの他に、ディープインパクト産駒の2歳牝馬パーソナルハイを担当している。