佐賀競馬の新人騎手・飛田愛斗(ひだ・まなと、18=三小田)が27日、佐賀9Rをニンジンムスメで勝ち、地方競馬最速でデビュー通算100勝を達成した。268日目での到達は、吉原寛人騎手(37、金沢)が02年1月にマークした275日目を19年ぶりに塗り替えるスピード記録(73年4月以降)。昨年10月3日の初騎乗から697戦目で大偉業を樹立した飛田は自身のツイッターで「馬主さんを初め、調教師の先生、厩務員さんのおかげで勝つことが出来ました!ニンジンムスメちゃんが、良く頑張ってくれました。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします!!」(原文のまま)と喜びをつづった。
区切りの1勝はもちろん通過点。「佐賀リーディングを取って日本中の人が知っているジョッキーになりたい」と目標を語っていた大器は、大きな夢へと向かって白星を積み重ねる。