【函館2歳S】ミスターX 好位で脚をためられる馬が狙い目!ナムラリコリスが軸だ

2021年07月17日 05:30

競馬

 函館11R(函館2歳S)。時計の比較では、札幌芝1200メートルの新馬戦を1分7秒9の2歳レコードを制したポメランチェが頭一つ、いや頭二つは抜けている。圧倒的1番人気に支持されたとしても納得がいく。ただ、過信はできない。なぜなら舞台は函館に替わる。時計は当時に比べて1秒5ほどかかるだろう。392キロの軽量馬だけに、時計のかかる決着がプラスに働くかどうかは疑わしい。そもそも函館2歳Sは過去5年で1番人気が1勝のみ。それでも買えるかとなると…。 【小倉4R
 では、狙えるのはどういうタイプか? それは好位から抜け出して勝っている馬だ。過去10年を振り返ると、前走の3角で2&3番手だった馬は【6・5・6・43】の勝率10%、複勝率28%と好成績。回収率は単複ともにプラスとなっている。一方、前走で逃げていた馬は【3・3・2・48】の勝率5%、複勝率14%。3番人気以内に限れば【1・0・1・6】だから、とても信用できない。今年で言えばポメランチェ、カイカノキセキ、メリトクラシー、リトスのようなタイプはアテにしづらいのだ。

 本命はナムラリコリス。デビューからの2戦はともに好位で運び、初戦が2着、そして前走が着差以上の完勝。初戦ではポメランチェに完敗したが、その“おかげ”で今回と同舞台の函館芝1200メートルを走ることができたのは大きい。当時の勝ち時計の1分9秒3も優秀。軽い芝ではポメランチェに劣っても、重い芝なら五分以上に戦えていい。

 馬券は3連複の流し。(11)から(2)(4)(5)(6)(8)(9)(10)へ21点。ポメランチェが“券外”に沈めば好配当が期待できる。

 小倉4R(3歳未勝利)はサクサスザブーンを狙い撃つ。デビュー戦の前走は明らかな太め残り。しかも3馬身ほど出遅れて万事休すと思えたが、直線では内を突いてグイグイ伸びていた。1秒差の7着とはいえ、未勝利で通用する力は十分に示した。この中間は1週前のCWコースで6F80秒8~1F12秒2の好時計。しかも馬なりだから、出来は間違いなく上向きだ。スタートさえ決まれば、いや仮に少々出遅れても突き抜けていい。

 単勝(9)。馬単&3連複で(9)から(1)(2)(5)(6)(8)(10)へ。

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