【新潟新馬戦】リブースト 併せ馬の鬼、厩舎の偉大な先輩アーネストリーそっくり
2021年08月03日 05:30
競馬
調教でのパフォーマンスから、かつて管理したG1ホースの名前を口にした。「デビュー前のアーネストリーもそうだったんだ。併せ馬で1回も負けたことがなかったな」。11年の宝塚記念を制した厩舎の先輩は新馬戦でトールポピー、キャプテントゥーレなどのちのクラシックホース相手に2馬身差の快勝。初戦から非凡な素質をみせていた。
指揮官は「初戦を突破できれば今後が楽しみ」と期待を寄せる。先週土曜の新潟新馬戦を連勝(5、6R)した川田とのコンビでデビュー。名手とのタッグでどんなパフォーマンスをみせてくれるか注目したい。
《勝ち馬は大出世》新潟芝2000メートルの2歳新馬戦は11年から始まり、過去10年で12レース施行。ほぼ“年1ペース”であまり行われていないが、近年は好カードになっている。18年勝ち馬ロジャーバローズは翌年のダービー馬に輝き、昨年当舞台で勝ち上がったランドオブリバティも世代の重賞戦線で活躍(現在は3勝クラス)。今年も目が離せない一戦だ。