大塚と木村師の和解成立「暴言・暴行を認めておわび」
2021年10月09日 05:30
競馬
その後も民事訴訟の審理は続いていたが、この日、水戸地裁土浦支部で行われた弁論準備手続き終了後に、鈴木弁護士が「今日、和解が成立しました。和解条項には、(木村師が)暴言・暴行を認めておわびする旨、原告側が他の請求を放棄する旨が盛り込まれている。解決金は80万円です」と発表した。
なお、復帰を目指す大塚は現在、乗馬練習でリハビリ中。父・哲郎さんは「体は見た目には大丈夫。復帰のめどはまだ立っていないが、今できる範囲でトレーニングを続けています」と現状を報告した。
▼大塚のコメント全文 この度、木村調教師に対して起こしていた民事訴訟において、和解することになりました。和解に応じた理由としては、裁判所から提示された和解条項に、木村調教師が私に対して行った暴言・暴力について謝罪するという内容が盛り込まれていたことが、一番の理由です。木村調教師が謝罪してくれたことにより、今回の裁判は終わりとなりますが、今回の訴訟を契機として、今後、競馬サークル、スポーツ界をはじめ、世の中から暴言・暴力がなくなることを願っています。また、受け取った和解金については、裁判を始める前から決めていたのですが、このようなことが今後起きないようにするためにも、お役に立てていただける機関や団体を探して、全額寄付したいと考えています。最後に、今まで私を励まし応援してくれた方々に感謝します。ありがとうございました。そして、一日でも早く新型コロナウイルスが終息することと、皆様のご健康を願っています。(原文のまま)