【マイルCS】カテドラル坂路スイスイ好配の使者 5歳秋で重賞初制覇
2021年11月18日 05:30
競馬
勢いを付けてG1ステージへ向かう。最終追いは坂路で馬なり単走。1F目を14秒5で入り、ピッチを利かせて最後まで奇麗に加速ラップを刻んだ。ラスト2Fは12秒5→12秒1、4F52秒3をマーク。スイスイと駆け上がった。
「しまいはやっておこうと思ってやりました。動きは良かったです。状態の上下動が少ないタイプで、安定していますね」
以前は競馬場に行くとイレ込むことがあったそうだが、その部分も解消してきた。「パドックや競馬でやることが分かってきたんですかね」と語る。阪神マイルは昨年6月(米子S10着)以来1年5カ月ぶり。それでも「直線に坂のあるコースは合いそう。基本、競馬場は問わないタイプだと思います」とコース替わりに不安の色はない。
今開催の阪神はずっとAコース使用で、直線の長い外回りなら差し脚が生かせる。ここ5走のうち4走で上がり3F33秒台の末脚を発揮。競馬のスタイルも安定してきた。重賞で6度の馬券絡みは7、7、12、4、6、7番人気。今週も5文字馬名が波乱の主役だ。