【ジャパンC】オーソリティ 秘策で勝負駆け、木村師こだわり捨て“格上”が異例の先行
2021年11月25日 05:30
競馬
中2週の競馬は未体験ゾーンだが、「馬はへこたれず、リカバリーしてくれた。いい意味でいつも通り、順調にきた」。左回りは全て重賞で4戦3勝、2着1回。「データに出ている以上は認めざるを得ない。逆に今回走ってくれないとつらいですけど」と笑いを誘うが、勝負駆けの一戦には違いない。最後にジャパンCへの思いを聞かれると表情がひときわ引き締まった。「世界が注目する、夢があるレース。管理馬を出走させることができて本当に幸せ。今年も多くのダービー馬、3冠馬もいて、ワクワクするメンバーですから」。日本を代表する競走馬とホースマンを最前線で取材できる幸せを改めてかみしめた田井だった。