【朝日杯FS】2歳G1はダノンが強い!スコーピオンの勝負強さは天下一品

2021年12月18日 05:30

競馬

【朝日杯FS】2歳G1はダノンが強い!スコーピオンの勝負強さは天下一品
厩舎周りで運動するダノンスコーピオン Photo By 提供写真
 トレセンの最前線で取材する記者が気になる穴馬に迫る秋の連載企画「G1リベンジャーズ」。土曜は結論の日。登場するのは特捜チケンこと鈴木智憲記者だ。先週の阪神JFは◎サークルオブライフだったが、2着ラブリイユアアイズが痛恨の無印。3連単11万円超の高配当を取り逃がした特捜チケンが、◎ダノンスコーピオンで朝日杯FSでのリベンジを狙っている。
 1勝馬を含めデビューから負けなしの馬が6頭も参戦。リベンジというより、来年のクラシック戦線へ向けての主役争いといった感がある今年の朝日杯FS。無敗馬対決=初対戦となる馬が当然多いわけで、力の比較が難しい一戦だ。実績なら3戦3勝で重賞2勝のセリフォスが一枚上。新潟2歳S、デイリー杯2歳Sをいずれも最速の上がりで差し切りV。前走では今回と同舞台の阪神マイル戦を経験。素直に予想すればこの馬が本命なのだろうが、そこは穴党の性(さが)。この馬を負かせそうな馬を探した。

 調教や過去のレースをチェックした結果、見つけた。ダノンスコーピオンだ!新馬戦、萩Sと阪神外回りコースで2連勝。勝ち時計が目立たず、着差はいずれも首差。勝ち方にハデさはないが、勝負強さは天下一品だ。前走・萩Sは直線先に抜け出したキラーアビリティを、上がり最速33秒5の脚で外から差し切った。「1800メートルでも、よく辛抱してくれました。着差はわずかでしたが、勝ち切ってくれたのは大きいですね」と川田。3着以下には5馬身差をつけるパフォーマンスだった。

 2戦とも川田が手綱を取ってきたが、香港遠征からの待機期間中のため、今回は松山に乗り替わる。先週、今週と2週続けて追い切りに騎乗。松山は「乗りやすいし、乗り味もいい。少し右にモタれるところはあったけど、それ以外は良かった」とまずまずの手応えを得ている。

 「ダノン」の冠名がつく馬は2歳G1に強い。朝日杯FSは14年ダノンプラチナ、17年ダノンプレミアムがV。18年ダノンファンタジーが阪神JFを勝ち、昨年はホープフルSをダノンザキッドが制覇した。今年はダノンスコーピオンが朝日杯FSを制する。

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