8歳サルサディオーネ川崎記念で大仕事だ!
2022年01月28日 05:30
競馬
「最初にまたがった時から牝馬にしては気持ちの落ち着きがあった。大きく変わったのはパワーアップしたこと。スタート直後のスピードが上がって楽に先手を奪えるようになったのは大きい」。主戦の矢野はこう振り返った。
その言葉通り戦法は一貫して徹底先行。競りかけられたらしようがないが、自分のペースで行って消耗戦に持ち込み後続をつぶす。そうして勝ち星を積み上げてきた。前走のクイーン賞は2着に敗れたが「勝ち馬と重量が3・5キロ差あって首差。3着はさらに5馬身離れているのだから改めて能力が高いと思った」と矢野は自信を深めた様子。今回は「スタミナはあるし、2100メートルならかえって息が入りやすい。ペースを落としすぎないようにして、この馬の持ち味を生かしたい。またG1を勝ちたい」と意欲を見せた。8歳牝馬がアッと言わせる大仕事を成し遂げるか?決戦は5日後に迫った。