【奈良記念】松浦 14度目のG3制覇、中四国5車結束で脇本ら沈めた 次走G1へ弾み
2022年02月14日 05:30
競輪
“最強”を倒すための中四国5車結束。石原がグングン飛ばす。宮本が番手から出る。後ろも柏野、西田ががっちりガード。復帰戦でも圧倒的な強さを誇った脇本を、後方に置いたまま先頭でゴールを駆け抜けた。松浦は「石原君のカカリも凄かったし、宮本君がいいタイミングで仕掛けてくれた。準決勝は個の力で勝てなかったので、ラインの力で勝ててうれしい」と笑顔で振り返った。
さあ、次走は今年初のG1全日本選抜。松浦は「今回はフォームもバチっと来たし、体の使い方もいい発見がありました。右肩上がりです」と手応えを口にした。勝利と収穫。4つ目のG1奪取へ最高の弾みがついた。
《次走》優勝の松浦悠士と3着の吉田拓矢は全日本選抜(取手、20~23日)、2着の宮本隼輔は防府F1(17~19日)。