【フィリーズR】ナムラクレア 超加速で坂路最速タイム!快速娘いきなり全開
2022年03月10日 05:30
競馬
「先週は重さがありましたけど、息の入りや仕掛けた時の反応は先週より良かったですね。息を整える程度という指示。思ったより時計も出ました。体重が増えていますし、成長分もあると思います」
2月中旬に栗東に帰厩、きっちりと本数を重ねてきた。23日の初時計は坂路で4F51秒2~1F12秒2をマーク。長谷川師は「放牧先からいい状態で戻ってきましたし、帰厩後1本目からいい動きでした。一生懸命走る馬。きっちりと結果を出してほしいですね」と前向きに語った。
前走の阪神JFはポジションこそ後ろになったが、しまいは脚を使って5着。上位4頭のうち3頭が先週のチューリップ賞で掲示板入り。レースレベルの高さを証明した。スプリント戦で連勝。その戦歴からも、1F短縮は歓迎だ。長谷川師が「適正の距離だと思う」と言えば、鞍上も呼応するように「マイルもこなすけど、1F短縮はプラス」と口をそろえた。磨いたスピードで真っ向勝負。ライバルを完封して、堂々と本番へ歩を進める。