【大阪杯】逃げるジャックドール 捉えるエフフォーリア
2022年03月28日 05:30
競馬
ジャックドールは昨秋から5連勝。重賞初挑戦となった前走の金鯱賞も圧逃パフォーマンスを見せた。直線でさらに加速して1分57秒2のレコードVを決めた。走るごとに時計を詰めているのもいい。内回りの芝2000メートルも戦法にフィット。さらなる相手強化でも、楽しみの方が大きい。G1初挑戦Vに期待した。
戦歴なら3歳で有馬記念を制したエフフォーリア。唯一、敗れたのは10センチ差で2着だったダービーだけ。勝ち馬シャフリヤールがドバイシーマクラシックVを果たし、かのダービーの値打ちはさらに上がった。7戦6勝の成績は堂々たるもの。4歳代表のチャンピオンとして臨む今年初戦。無論、好勝負を演じる。
昨年の覇者レイパパレはチャレンジCを合わせて、この舞台は2戦2勝だ。昨年の宝塚記念も3着。得意の阪神で前進を見込む。前走・金鯱賞のアカイイトは本番を見据えた仕上げ。3着と格好をつけた。大型馬の叩き2走目、着実に良化をたどる。折り合いに進境、幸とも手が合う印象だ。昨年のエリザベス女王杯は阪神内回りでV。コース替わりはいい方に出そう。