【NHKマイルC】米国産ジャングロに注目 昨年の独産馬Vに続くか
2022年05月02日 05:30
競馬
にわかに注目を集めるのがニュージーランドTを制したジャングロだ。馬主は人気ゲーム「ウマ娘」で知られるサイバーエージェント社長・藤田晋氏。話題が先行したが、確かな実力を秘めている。前走のニュージーランドTは好スタートからハナを奪取。絶妙なペース配分で運び、最後は外を強烈に伸びたマテンロウオリオンをしぶとく振り切った。実績も血統もマイルよりむしろスプリント寄りで、スピードは断然。昨年は20年ぶりに外国産馬シュネルマイスターが優勝。今年唯一の外国産馬となる本馬の走りに注目したい。
ダノンスコーピオンが前走・アーリントンCで計時した1分32秒7は、18年タワーオブロンドンの記録を0秒7も更新。同じ安田隆厩舎で管理された父ロードカナロアを思い起こさせるスケール感を備えている。セリフォスは1番人気の前走・朝日杯FS(2着)以来、中139日での出走。勝てば14年ミッキーアイル(中70日)の最長間隔V記録を大幅更新だ。