【日本ダービー】ジオグリフ&イクイノックスでワンツー再び 木村師「凄い責任と緊張」
2022年05月23日 05:30
競馬
イクイノックスも現れた。ミアマンテ(5歳2勝クラス)を前で引っ張る形。促されると即座に反応した。全身を豪快に使う。最後は1馬身突き放した。4F54秒2~1F11秒9。木村師は「ジオグリフはリズム良く走れていた。いいですね。皐月賞前と同じような調整で進められている。イクイノックスもリズムがいい。走りの雰囲気は良かった」と語った。
調教師として、これ以上ない皐月賞だった。「無事に出走させることができて、いい成果が伴って、ホッとしたというのが正直な感想。今では大変なことをした、意義のあることをした、と素直に感じています」。さあ、ダービー。「たった18枚しかない切符のうちの2枚を使わせてもらえるのは調教師として非常に恵まれており、またありがたいこと。凄い責任と緊張を感じています」。気持ちを落ち着かせて大一番に挑む。
《59年ぶり快挙なるか》ダービーでの厩舎ワンツーは過去4度。そして尾形藤吉師は52、63年の皐月賞もワンツーを決めている。木村師が同一年皐月賞&ダービー・ワンツーを決めれば59年ぶり史上3度目。なお、尾形師の2度はともに皐月賞からダービーにかけての着順入れ替わりはなかった。イクイノックスはジンクス破りの逆転に挑む。