【ユニコーンS】コンバスチョン府中で逆襲!2戦2勝の絶好舞台 伊藤圭師「順調に調整できている」
2022年06月15日 05:30
競馬
帰国後は検疫と放牧を経て5月24日に帰厩。6月1日にWコースでラスト1F11秒2。先週8日の1週前追いでは同11秒0と鋭い伸びを披露。少なくとも稽古の動きからは敗戦のショックは感じられない。「ドバイからの輸送も問題なかったし、帰国してここまでは問題なく順調に調整できている。1週前追いの反応も良かった。改めて瞬発力があると感じた」。伊藤圭師も復調著しい愛馬の姿に目を細める。
東京ダートは新馬戦、ヒヤシンスSと2戦2勝。特に2走前のヒヤシンスSではUAEダービーで苦杯をなめたクラウンプライド(6着)に先着。9着だったブリッツファングはその後に交流G2兵庫CSを8馬身差で圧勝と、かなりハイレベルな一戦だった。今回も強敵が集うが、能力的な見劣りは感じない。指揮官も「東京は合っているし競馬が上手な馬。メンバーはそろったが、頑張ってほしいね」と期待を込めた。
コンバスチョンとは「燃焼」の意。ドバイでは不完全燃焼に終わったが、ホームの東京なら話は別。群雄割拠の3歳ダート界統一を目指して。府中でこそ威力を発揮する高性能エンジンに、逆襲の火をともす。
《回避》ユニコーンSに登録しているレッドゲイル(牡3=手塚)は、ダブル登録の土曜東京9R三浦特別に回る。これにより同レースは抽選がなくなり登録全馬が出走可能。