絶好のチャンスを逃さなかった。準優11Rの吉田凌太朗(28=愛知)だ。1周1Mを5コースから捲り差して中団につけると、2周1Mでは2番手追走の木田峰由季が同じ福井の下出卓矢と競って後退した間に浮上し、そのまま2着でゴールした。
レース後は「津は結果を出せなかったけど、初優出できました」と当地初優出を喜びつつ「でも乗っただけではね。しっかり結果出せるように頑張りたい」と気合を入れ直した。6枠ということで、ファイナルは取りつけを0・5にして攻めに徹するだろう。目指すは今年2月の若松以来となる通算7Vゲットだ。