今週も斎藤誠厩舎!“現役最長”12週連続Vへ 9頭スタンバイ
2022年08月05日 05:30
競馬
現役調教師では事実上の“最長記録”となる12週連続へ。今週も札幌、新潟に9頭をスタンバイ。重賞のエルムSには前哨戦マリーンSの1、3着馬を2頭出し。勝ったフルデプスリーダーは「前走のように流れに乗れば強い馬。乗り難しい面があるので(新コンビの)丹内には調教で感触を確かめてもらった。ゲートをしっかり出せれば重賞でも」と手応え十分。3着で続いたロードエクレールも「前回は体が絞れて粘りが増した。主導権を握って後ろに脚を使わせる形なら」と色気を持って送り込む。
レパードSのメンアットワークは残念ながら抽選で除外となったが、その他の新潟組も好感触。土曜メイン新潟日報賞のワンスカイは新潟2戦2勝。「前走(福島・TUF杯9着)を見ると今は小回りの千二は忙しい。千四の方が脚をためられるし、まだ上を目指せる素材」と期待。日曜12R(3歳上1勝クラス)のミスボニータは昇級初戦だが「最速(3F33秒8)の上がりではじけた前走が好内容。仕上がりもいいので“もう一丁”を狙います」と鼻息は荒い。後輩厩舎にも刺激を受けながら、記録更新&首位固め、そして重賞制覇へ。今週も強力布陣で臨む。
◇斎藤 誠(さいとう・まこと)1971年(昭46)4月7日生まれ、千葉県出身の51歳。前田禎、相沢、清水英厩舎で調教助手を務め、06年に調教師免許を取得。同年6月に開業し、7月16日新潟9Rシルクダッシュで初勝利。JRA通算5074戦425勝(5日現在)。重賞は14年オークス(ヌーヴォレコルト)など9勝。デビュー4年目の騎手・斎藤新(あらた=21)は長男。