【川崎・スパーキングサマーカップ】伏兵フィールドセンス重賞初制覇!JRA5勝馬の底力

2022年08月26日 05:00

競馬

【川崎・スパーキングサマーカップ】伏兵フィールドセンス重賞初制覇!JRA5勝馬の底力
スマイルウィ(右)を差し切ってスパーキングサマーCを制したフィールドセンス Photo By スポニチ
 地方交流重賞「第19回スパーキングサマーカップ」が25日、川崎競馬場で行われた。8番人気の伏兵フィールドセンスがゴール前で差し切り、地方移籍2戦目で重賞初制覇を決めた。同馬には「第69回日本テレビ盃」(Jpn2、9月28日、船橋)への優先出走権が与えられた。
 これがJRA5勝馬の底力だ。本橋がこん身の手綱さばきで追い続けると、ゴールではきっちり首差差し切っていた。道中は中団の外にポジションを取ったが前はハイペース。「(目の前に)前走騎乗したアヴァンティストがいたので、それを目標にした」(本橋)と言うように、その馬と同時に3コーナーから仕掛け、直線を向いたところでさらに外に進路を取った。そこからは右ステッキの連打。楽に5馬身差あったスマイルウィを猛追。残り50メートルで射程圏内に入れると一完歩ごとに差を詰めてVゴールに飛び込んだ。「前走よりいい状態だと感じていた。最後は際どいなと思ったが勝てて良かった。1コーナーの入りが良くなかったので、その辺が良くなればもっと走れる」と本橋はレースを振り返った。次走は「関係者と協議してから」(山下師)と未定だが、8歳馬の地方での快進撃は、まだまだ続きそうだ。

 ◆フィールドセンス 父ストリートセンス 母クロスザレイチェル(母の父スペシャルウィーク) 牡8歳 船橋・山下貴之厩舎 馬主・前原敏行氏 生産者・北海道新ひだか町の千代田牧場 戦績38戦6勝(南関東2戦1勝) 総獲得賞金1億2519万2000円。

 ▼2着スマイルウィ(張田昂)悔しい。じっと我慢はできたが…。勝たせる競馬ができなかった。

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