【スプリンターズS】“牝馬2強”を逆転するならヴェントヴォーチェ
2022年09月28日 05:20
競馬
これだけの馬だ。西村淳也がチャンスを逃すはずがない。現在フランスで武者修行中だが、急きょ帰国。ピンポイントで参戦する。
「(前走乗った)クリストフ(ルメール)は凱旋門賞。西村に“どうする?”と聞いたら、“乗せていただけるのなら”と。春雷Sの時は状態も良かったですから。それにG1となると自分のリズムで走らせてくれるかどうか」
牧浦師はいくらか遠慮気味に話す。確かにキーンランドCで初重賞制覇を飾りながら、G1へと即答できなかった経緯がある。それは函館スプリントSからアイビスSD、キーンランドCという夏場3連戦がいかにもハードワークだったから。状態面の見極めが鍵になる。牧浦師は続ける。
「春雷Sの時と比べると物足りないというか、使っている分、フレッシュさの面でどうか」。本音だろう。夏場の勢いだけでは通用しない舞台。取捨を28日の最終追いで見極めたい。もちろん本命候補だ。