スワーヴアラミス移籍初戦Vに陣営ホッとした表情
2022年10月14日 05:00
競馬
「テンションが高いが折り合いは大丈夫だった。ゆったりとした跳びをするタイプで1800~2000メートルが合いそう。厩舎が馬をしっかりとつくってくれた」と手綱を取った真島は地方1勝に頬を緩めた。
重賞は20年マーチS(G3)、21年エルムS(G3)そして今年1月に東海S(G2)を制したように7歳といってもバリバリのJRAオープン馬。預かることになった荒山師も慎重に復帰計画を立てた。騎乗経験のある騎手に連絡を取って特徴を聞き、レース選択も馬の仕上がり状態を優先した。「体に苦しいところがないか注意して仕上げた。レースも自らハミを取らせる乗り方をしてもらったが内容が良かった。いいスタートが切れた」と同師もホッとした表情を見せた。次走は浦和記念(11月23日、浦和)で地方重賞初制覇を目指す。「レースを使ったことで次は体も精神ももっと良くなってくる」。同師は自信たっぷりに先を見据えた。