【葉牡丹賞】ブラストウェーブ 兄同様の成長期待

2022年11月29日 05:16

競馬

 「やっぱり兄に似ている」と大竹師。ブラストウェーブ(牡=大竹)が全兄の有馬記念馬ブラストワンピースの背中を追い、再スタートを切る。
 新馬戦を制して挑んだ前走の札幌2歳S。好位に付けて、絶好の手応えのまま直線へ向いた。しかし、反応はいまひとつ。流れ込むような形で5着に終わった。「例年のように前がつぶれてしまうようなレースだった。4角ではぶつかっていたし、結果を見ると競馬の仕方ひとつで変わったかな」と師は悲観せず。

 再出発となる今週の葉牡丹賞(12月3日、中山芝2000メートル、1勝クラス)。1週前から豪快な動きを披露した。24日、剛腕マーカンドを背にチャレンジCに出走するソーヴァリアント(4歳オープン)と併せ、3馬身先行から直線で並ばれてもすんなりと抜かせず。パワーあふれる走りで食い下がった。見守った指揮官は「いい調教ができた。前回はまだ緩い部分があったかな。今回はそのときとは違う」と良化は確かだ。体重を聞かれると「現時点でプラス10キロくらいかな。そのあたりも、頭が高い走法も兄に似ている」と笑った。期待値は大きく成長も確か。ここから軌道に乗ってくる。 

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