【新馬戦総括】アルーリングビュー 操縦性が高く、立ち回りのうまさ光る

2022年12月13日 05:12

競馬

【新馬戦総括】アルーリングビュー 操縦性が高く、立ち回りのうまさ光る
アルーリングビュー Photo By スポニチ
 先週は全体的に小粒な印象を受けた。現時点で来春の大舞台に直結しそうな素材は見当たらないが、今後の成長に期待したい。阪神の芝マイル戦を勝ったアルーリングビューは操縦性が高く、立ち回りのうまさが光った。スプリント戦での活躍馬が多い一族だが、本馬は距離の融通性がありそう。マイル前後での活躍が期待できる。芝2000メートルを逃げ切ったフリンジティアラは終始、番手マークを受ける厳しい展開を、二枚腰で振り切った。時計は平凡も、並ばれて差し返した勝負根性を評価。
 中山芝で勝ち上がった2頭がいずれも逃げ切り。ホウオウビスケッツは締まったラップを刻み、着差以上に強い内容。控える競馬に対応できれば、奥がありそうだ。ラテラルシンキングは展開に恵まれた感もあるが、スローで折り合えたのは収穫。2戦目以降はペースが上がった際の対応に注目したい。

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