【びわこ・G2秩父宮妃記念杯】平本 今年2度目の優勝!昨年は原因不明の不調…年末GPへ上昇モード

2023年03月16日 05:00

ボートレース

【びわこ・G2秩父宮妃記念杯】平本 今年2度目の優勝!昨年は原因不明の不調…年末GPへ上昇モード
秩父宮妃記念杯を制し、ファンの声援に応える平本真之 Photo By スポニチ
 ボートレースびわこのG2「第66回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」優勝戦が15日、第12Rで行われ、1号艇の平本真之(38=愛知)が押し切って1着。2月24日の若松以来となる今年2度目、G2は20年3月29日の大村誕生祭以来2度目、そして特別競走は21年10月31日のSGダービー(平和島)以来9度目の優勝を飾った。
 予選得点率トップから準優1着。王道を突き進んだ平本が最後も堂々と逃げ、歴史あるタイトルの66代目覇者に名を刻んだ。「凄いうれしいです。ホッとしました」

 そう語るのには理由がある。昨年はまさかの優勝ゼロ。原因不明の絶不調に陥った。「21年グランプリからずっと流れが悪く、去年は凄くつらい一年でした」。それでも周囲に暗い表情は見せず、笑顔で対応し続けた。すると、今年に入って潮目が変わった。「1月のびわこBBC。後半に自分のレースができるようになった」。何かを思い出した。2月に今年初Vを果たし、まずは復調の一歩を刻んだ。

 今節は優勝する気で臨んだという。峰と予選トップの座を争った。「いいプレッシャーをもらった」。勝負勘がよみがえり、前付けを敢行する勇気も復活。前向きさを取り戻し最高の結果をたぐり寄せた。

 「クラシックの権利を獲れたのは大きい。(その先の)グランプリを目指して突っ走りたい」。2年ぶりとなる年末の夢舞台(12月19~24日、住之江)へ。完全に上昇モードに入った。

 【次走】優勝した平本真之、そして平尾崇典は26日からの大村G1海の王者決定戦へ。松井繁、原田幸哉、瓜生正義、池田浩二、毒島誠ら強豪と優勝を争う。峰竜太は25日からの三国G1北陸艇王決戦で今垣光太郎、浜野谷憲吾、西山貴浩、茅原悠紀、桐生順平らが相手。篠崎仁志、湯川浩司は19日からの住之江一般戦。寺田千恵、須藤博倫、和田兼輔、上條暢嵩、山崎郡らが参戦。大久保信一郎は22日からの鳴門一般戦。林美憲、上條嘉嗣、高倉和士らと相まみえる。

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