【ドバイターフ】ドウデュース戦闘態勢!不振の仏遠征とは体の張りが別馬
2023年03月24日 05:05
競馬
国内で精力的に追い切りを消化し現地入り後も先週末18日に芝コースで豪快デモ。「気合が乗っていて元気が良過ぎるぐらい。コースに出ると(速い)時計になってしまいそうなので」と当週は微調整。日本馬の大半が追い切った水曜は本馬場には姿を見せず、レース2日前の木曜に「落ち着かせることを優先で」とダートで実質的な最終追いを敢行した。前進気勢にあふれる軽快なキャンター。「見ての通り。いい感じ」と指揮官も笑顔だ。
シーマクラシックに出走する同期の宿敵イクイノックスとは異なるターフに起用。レース選択理由については「1800メートル、ワンターン、左回りとドウデュースにとって一番いい条件が三拍子そろっている。直線で得意な右手前で走れるし、調教から動く馬がより動くようになっているから(距離短縮も)いい」と解説。さらに、「厩舎としてドバイ遠征は連対率100%なので相性がいい。続けたいね」と付け加えた。
ちなみに、冒頭の質問に指揮官は「外国馬については分からない部分が多いし、日本のライバルも強い」と“控えめ”に答えたが、能力さえ出し切れば世界一になれる馬であることは、日本の競馬ファンなら誰もが知っている。