<前橋初日S級予選>新鋭・新村穣(29=神奈川・119期)が前受けから突っ張り、一度は同期の上野雅彦に出られたが驚異の地脚で合わせ切り1着。今年昇級してからF1戦5場所目で初めて予選を突破した。新村は「後ろの方に仕事をしてもらったおかげだし、最終バックも上野君に取られてしまった。まだまだですね。今回から自転車を換えたが、その伸び方だったりもまだつかみかねている」と不満顔。また、この日は師匠の小原太樹が玉野で記念優勝を飾った。「獲っちゃいましたね…。見ていて良かった。こうやって弟子に結果でプレッシャーをかけてくるんですよ。頑張らないと」と新村。師匠に負けじと準決も一気に突破してみせるか。