【平和島・G1トーキョー・ベイ・カップ】中田 復活の夫婦V!2コース差しで5年2カ月ぶりのG1制覇

2023年05月20日 04:55

ボートレース

【平和島・G1トーキョー・ベイ・カップ】中田 復活の夫婦V!2コース差しで5年2カ月ぶりのG1制覇
ボートレース平和島のG1開設69周年記念トーキョー・ベイ・カップで優勝し、BOATRACE振興会会長賞メダルを手にする中田竜太 Photo By スポニチ
 ボートレース平和島のG1開設69周年記念トーキョー・ベイ・カップ(優勝賞金1100万円)は19日、最終日12Rで優勝戦が行われ、2号艇の中田竜太(35=埼玉)が2コースから差し切って優勝した。18年3月の戸田周年記念以来通算4回目のG1制覇。2着は上條暢嵩、3着は宮地元輝。節間6日間の総売り上げは73億8304万7400円で、目標の65億円を大きく上回った。
 妻から託されたバトンを握りしめ、歓喜のVゴールを駆け抜けた。2号艇で臨んだ大一番は浜野谷がピット離れで遅れて、進入は123・564。そんなことは意に介さず、コンマ08の快ショットを決めると、1Mはイン上條とのマッチレース。やや膨らんだ上條の内懐を切り裂いて2Mを先取りした。「足は初日から良かったけど、ターンのところだけ合わなくて。(最終日は)雨が降った後、風がなくなったので失敗したかなと思ったけど、結果いい感じだった」。最後の最後で正解を出し、5年2カ月ぶりのG1制覇だ。

 当面の目標は来年3月に地元戸田で開催されるSGボートレースクラシックに夫婦そろって出場すること。4月の当地ヴィーナスシリーズで今年3回目の優勝を飾った妻・浜田亜理沙の勢いを駆って、まずは旦那が出場権をゲットした。

 ヤングダービーを含むG1・2Vを挙げた17年にグランプリの舞台を経験した。しかし、近年は第一線から遠ざかって「もう(タイトルを)獲れないかも。仕事が面白くないと思ったこともあった」と落ち込んだ。再浮上のきっかけは先輩や後輩、そして妻の存在だったと明かし「(浜田は)自分にないものを持っているし、自分の考えをしっかり持っている。今年8歳になる子供も(中田が)活躍していた時期を知らなくて、大したことない選手と思われているので(笑い)」。ベビーフェースで、とにかく明るい中田が帰ってきた。

 【次走】優勝した中田竜太は23日からの若松一般戦で寺田祥、須藤博倫、川上剛らが相手。上條暢嵩は28日からの住之江一般戦で香川素子、渡辺浩司、竹田和哉らと優勝を争う。山崎郡、浜野谷憲吾、宮地元輝は23日からの芦屋SGボートレースオールスターで池田浩二、毒島誠、西山貴浩、守屋美穂ら強豪が出場。長田頼宗は26日からの浜名湖G3企業杯で服部幸男、徳増秀樹、魚谷智之らと相まみえる。

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