6月の声とともに、蒲郡の周年記念が始まる。前検日注目のエンジン抽選では、73号機、12号機の行方に注目が集まった。2基ともに話題の選手が獲得。伸びが自慢の73号機(前回使用者は柴田百恵)は大会連覇を狙う渡辺和将(33)が手にした。そして実戦足グリグリの12号機(前回使用者は森下愛梨)は地元の赤岩善生(47)が手中。これは期待が高まる。
前節がヴィーナスシリーズということもあって、多くのエンジンは前回使用者が体重の軽い女子。体重のある男子が乗れば、回転をしっかり上げる必要がある。しかも湿気がある時季なのでなおさら。調整力が問われるとともに、回転が上がりが鈍めの平凡エンジンは苦戦が予想される。調整が間に合っていない初日は特に良機狙いが得策。渡辺も赤岩も積極的に狙ってみたいところだ。