英愛ダービー制覇のディープ産駒・オーギュストロダン、BCクラシック挑戦も 祖父サンデーは89年にV

2023年07月06日 18:26

競馬

英愛ダービー制覇のディープ産駒・オーギュストロダン、BCクラシック挑戦も 祖父サンデーは89年にV
オーギュストロダンとムーア(ロイター)
 19年ぶりに英国とアイルランドのダービーを制したディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡3=A・オブライエン)が、ダートの頂上決戦をも視野に入れていることが判明した。
 英競馬メディア「At The Races」は5日、同馬を共同所有するマイケル・テイバー氏のコメントを掲載。今後は29日の英G1・キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝2400メートル)、英インターナショナルS(芝2000メートル)の予定で、同氏は「3週半の間隔があれば、両方走ることができる」としている。

 その上で11月上旬に米国で開催されるブリーダーズカップ(BC)にも言及。「彼(オーギュストロダン)は10ハロン(2000メートル)でも十分速い。ブリーダーズカップの可能性もある」とし、ダート2000メートルのBCクラシック挑戦も示唆した。

 オーギュストロダンの父は、日本が誇る名馬にして大種牡馬のディープインパクト。19年7月にこの世を去ったディープにとって、現3歳が最終世代となる。ディープの父サンデーサイレンスは89年にライバルのイージーゴアを下してBCクラシックを制覇。オーギュストロダンがBCクラシックに挑戦すれば、大きな話題となるのは間違いない。

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