今回がSG初出場の藤原啓史朗(33=岡山)が、1Rで4コース捲りを決めてうれしい水神祭。今節は1号艇だった3日目1Rで5着に敗れるなど苦戦したが、その鬱憤(うっぷん)を晴らすような全速捲り。2R終了後は先輩の山口達也らに担がれて水神祭を行い、地元ファンにガッツポーズで感謝の意を示した。
「内は進入が深くなっていたし、向かい風も強くなってチャンスだと思った。1M後に離れていたので勝ったと思いました。SG初1着はうれしいし、気持ち的に楽になった。ただ、まだまだ実力不足だなと感じます。平攻めるレースを心がけたい。来年のクラシック(戸田)の権利も取っているし、頑張りたいです」と笑顔で話した。