【クイーンS】ディープインパクト産駒の4歳 グランスラムアスクが最右翼
2023年07月25日 05:08
競馬
【生産】種牡馬別ではディープインパクト産駒【4・1・1・13】が圧倒的。驚異の勝率21・1%なら逆らう理由がない。また、ノーザンファーム生産馬が強いのも特徴的。10年通算【5・4・0・27】も優秀だが、1~3番人気に限定すれば【5・0・0・6】と勝率は45・5%まで上昇する。裏を返せば、4番人気以下なら【0・4・0・21】なので伏兵の激走は少なめ。
【前走】前走別ではヴィクトリアマイル組【5・4・5・9】が優位。勝利した5頭いずれも5着以下に敗れていたので、前走着順は気にしなくてもいい。17年アエロリットはNHKマイルCから、18年ディアドラはドバイターフからの臨戦でV。前走G1組が計7勝を挙げているが、オークス組だけは【0・0・0・7】と厳しい数字。また、前走上がり3F順位を見ると、1位【1・1・0・8】、2位【0・0・0・8】、3位【1・2・0・8】と末脚勝負型は不振。6位以下が【6・7・5・52】なので瞬発力が問われないレースになりやすいようだ。
【結論】4歳のディープインパクト産駒グランスラムアスクを中心視。2連勝はそれぞれ上がり3F10位、11位での逃げ切りとレース傾向に合致する。唯一のヴィクトリアマイル組イズジョーノキセキ、人気が予想されるノーザンファーム生産ルビーカサブランカも警戒が必要。(データ班)