めちゃくちゃ悔しい5着だった。吉田彩乃(写真、22=静岡)は初日6R、6コースから1M最内を差してバック伸びると、2Mで3着争いを一歩リード。後藤正宗の追い上げを何とかしのいでいたが、3周1Mで波をなぞってしまい外から後藤正、内から藤田竜弘に抜かれてしまった。
「自分の走り方。難しかったですが、勉強になりました」とレース後は唇をかんだ。それでも「伸び寄りで前検のままだとスタートがしづらかったので、ペラを叩いた。回り足が良くなったし、少し分がいい伸びも落ちてません」と、いい調整はできた。23年前期適用勝率3・01、同後期3・21、そして24年前期は10日時点で3・86と着実にステップアップ。「今節はしっかり稼ぎたいです」。前節準V機を味方に活躍を誓う。