【峰竜太のアロハな気分】10月ダービーでSG復帰即Vなんて…できたらカッコいいですね
2023年08月23日 07:00
ボートレース
毎月第4水曜日にお届けする佐賀県唐津市出身でボートレース界のスーパースター・峰竜太のコラム「アロハな気分」第2弾。峰はコラム開始直後の7月30日、静岡県のボートレース浜名湖で行われたG2競走で今年6度目の優勝を達成しました。また、10月24日から愛知県のボートレース蒲郡で開催される「ボートレースダービー」で1年10カ月ぶりのSG（最高峰のグレードレース）復帰も決定。今回は喜びの声を中心にお届けします。
スポニチ読者の皆さん、アロハ～。ボートレーサーの峰竜太です。前回の「アロハな気分」掲載時に出走していた浜名湖G2を優勝することができました。縁起がいいね。
7月25日から浜名湖で開催されたG2を優勝して今年のV回数は6になった。
（優勝できて）最高でした。SGじゃないかと思うほどお客さんが多くてビックリしたし、自分を見にきてくれている人もいるんだと思ったらうれしかった。ゴールした瞬間の歓声も凄かった。あれは他の人ではできないんじゃないかな。“オンリーワンになりたい”っていう自分の生き方を表してくれた感じだった。成績を残さないと、ああいうこともできないからね。あの感覚が、自分が選手をやっている意味なんだと思う。ゴールした瞬間の観客側からの映像もあとから見ることができたんだけど、凄い歓声で、たくさんの人がアロハポーズをしてくれていた。うれしかったね。
前回の「アロハな気分」では、浜名湖後に宮崎へサーフィンに行くと話していた。優勝後でさらに格別な気分を味わえただろう。
最高だった！本当は1泊2日で2日間乗るつもりだったけど、台風が接近していて2日目は波に出てはいけないってことだったので、日程を変更して日帰りで乗ってきた。
吉報も届いた。10月のダービーで、21年グランプリ以来となるSG復帰が決定。選考期間の勝率ナンバーワンで、選出1位での出場になった。
SNSで知った。やっとですね。うれしかった。選出1位ってのも良かった。復帰即Vなんて、そんなにうまくいかないと思うけど、できたらカッコイイですね。期待に応えられるレースができるように頑張りたい。このためにフライングをしないように我慢もしてきたので。
来月の25日からは地元のボートレースからつでG1「開設70周年記念・全日本王者決定戦」が行われる。地元周年に出場するのは21年1月の67周年記念以来。3大会ぶりの出場で、まだない地元G1優勝を目指す。
今度こそ優勝したい。頑張ります。応援してください！
◇峰 竜太（みね・りゅうた）1985年（昭60）3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の38歳。唐津西高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として04年11月にプロデビュー。18、20年のグランプリを含む最高峰のグレードレースSGを5度優勝。通算では97回のV（8月23日時点）。生涯獲得賞金は15億円を超える。1メートル71、血液型B。
【読者からの質問コーナー】――トップで走り続けるメンタル、モチベーションの保ち方を知りたい。
自分どうこうよりも、ファンの人たちの声援がモチベーションになっている。結果だけだとキツいし、無観客だったら続けていられないと思う。ファンが（結果を）求めてくれているし、僕を上げていってくれている。
――峰選手が思う、ボートレースで活躍できる才能やスキルとは何か？“どのような人が活躍しやすい”あるいは“こういう能力はボートレースで凄く役に立つ”などありましたら教えてほしいです。
苦手なことから逃げない。克服できる精神力というか、立ち向かう精神力が重要じゃないかな。スキルは練習すればある程度は身につくけど、性格の部分はなかなか変わらないので。メンタルが大事ですね。あとは危ないと思ってもビビらないこと。怖い時もあるけど、ビビっちゃうと技術向上の妨げになってしまう。“頑張れば自分でもできた”というような成功体験がある人の方が有利かもしれませんね。自分の場合はこれらを当たり前のように続けられた。人よりセンスがあったわけではないし、運動神経も特別良かったわけではない。人よりも強い意志を持ってやってきた。集団行動をやっていると、どうしてもみんなと一緒に、って指導になるけど、みんなよりも一つでも多く、少しでも多く、と思える人間は強いと思うね。
▽質問募集＆プレゼント 引き続き、峰竜太選手への応援メッセージや質問を受け付けます。レースに関すること以外も歓迎です。また、5月28日にボートレースからつで行われたスポーツニッポン杯で優勝した峰の直筆サイン入り優勝トロフィープレゼント（1人）の締め切りは8月31日。住所、氏名、年齢を記入してご応募ください。ともに宛先はアドレスhensyu－s＠sponichi.co.jpまで。
7月25日から浜名湖で開催されたG2を優勝して今年のV回数は6になった。
（優勝できて）最高でした。SGじゃないかと思うほどお客さんが多くてビックリしたし、自分を見にきてくれている人もいるんだと思ったらうれしかった。ゴールした瞬間の歓声も凄かった。あれは他の人ではできないんじゃないかな。“オンリーワンになりたい”っていう自分の生き方を表してくれた感じだった。成績を残さないと、ああいうこともできないからね。あの感覚が、自分が選手をやっている意味なんだと思う。ゴールした瞬間の観客側からの映像もあとから見ることができたんだけど、凄い歓声で、たくさんの人がアロハポーズをしてくれていた。うれしかったね。
前回の「アロハな気分」では、浜名湖後に宮崎へサーフィンに行くと話していた。優勝後でさらに格別な気分を味わえただろう。
最高だった！本当は1泊2日で2日間乗るつもりだったけど、台風が接近していて2日目は波に出てはいけないってことだったので、日程を変更して日帰りで乗ってきた。
吉報も届いた。10月のダービーで、21年グランプリ以来となるSG復帰が決定。選考期間の勝率ナンバーワンで、選出1位での出場になった。
SNSで知った。やっとですね。うれしかった。選出1位ってのも良かった。復帰即Vなんて、そんなにうまくいかないと思うけど、できたらカッコイイですね。期待に応えられるレースができるように頑張りたい。このためにフライングをしないように我慢もしてきたので。
来月の25日からは地元のボートレースからつでG1「開設70周年記念・全日本王者決定戦」が行われる。地元周年に出場するのは21年1月の67周年記念以来。3大会ぶりの出場で、まだない地元G1優勝を目指す。
今度こそ優勝したい。頑張ります。応援してください！
◇峰 竜太（みね・りゅうた）1985年（昭60）3月30日生まれ、佐賀県唐津市出身の38歳。唐津西高校時代はヨット部に所属し、インターハイ、国体、世界選手権に出場。ボートレーサーとしては佐賀支部の95期生として04年11月にプロデビュー。18、20年のグランプリを含む最高峰のグレードレースSGを5度優勝。通算では97回のV（8月23日時点）。生涯獲得賞金は15億円を超える。1メートル71、血液型B。
【読者からの質問コーナー】――トップで走り続けるメンタル、モチベーションの保ち方を知りたい。
自分どうこうよりも、ファンの人たちの声援がモチベーションになっている。結果だけだとキツいし、無観客だったら続けていられないと思う。ファンが（結果を）求めてくれているし、僕を上げていってくれている。
――峰選手が思う、ボートレースで活躍できる才能やスキルとは何か？“どのような人が活躍しやすい”あるいは“こういう能力はボートレースで凄く役に立つ”などありましたら教えてほしいです。
苦手なことから逃げない。克服できる精神力というか、立ち向かう精神力が重要じゃないかな。スキルは練習すればある程度は身につくけど、性格の部分はなかなか変わらないので。メンタルが大事ですね。あとは危ないと思ってもビビらないこと。怖い時もあるけど、ビビっちゃうと技術向上の妨げになってしまう。“頑張れば自分でもできた”というような成功体験がある人の方が有利かもしれませんね。自分の場合はこれらを当たり前のように続けられた。人よりセンスがあったわけではないし、運動神経も特別良かったわけではない。人よりも強い意志を持ってやってきた。集団行動をやっていると、どうしてもみんなと一緒に、って指導になるけど、みんなよりも一つでも多く、少しでも多く、と思える人間は強いと思うね。
▽質問募集＆プレゼント 引き続き、峰竜太選手への応援メッセージや質問を受け付けます。レースに関すること以外も歓迎です。また、5月28日にボートレースからつで行われたスポーツニッポン杯で優勝した峰の直筆サイン入り優勝トロフィープレゼント（1人）の締め切りは8月31日。住所、氏名、年齢を記入してご応募ください。ともに宛先はアドレスhensyu－s＠sponichi.co.jpまで。
