【新潟記念】ノッキングポイントが重賞初制覇 北村宏「落ち着いて進めることに徹した」

2023年09月03日 18:52

競馬

【新潟記念】ノッキングポイントが重賞初制覇 北村宏「落ち着いて進めることに徹した」
<新潟11R・新潟記念>レースを制したノッキングポイントと(左から)木村師、北村宏(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 夏の新潟を締めくくるサマー2000シリーズ最終戦「第59回新潟記念」は3日、新潟競馬場で行われ、2番人気ノッキングポイントが重賞初V。鞍上・北村宏司(43)は先週の新潟2歳S(アスコリピチェーノ)に続き2週連続重賞制覇。18年ブラストワンピース以来5年ぶりの3歳馬Vとなった。
 好スタートからスッと6番手インに控えたノッキングポイント。迎えた外回り659メートルの長い直線。残り1Fすぎ、満を持して先頭に躍り出ると、5歳先輩の古豪ユーキャンスマイルの猛追を退け、堂々の重賞初制覇を飾った。

 鞍上の北村宏は「(ゲートの)駐立には気をつけていたが、いいスタートが切れて好位で流れに乗って、落ち着いて進めることに徹した。新潟2000メートルは自信を持って臨める舞台と思っていた。2週連続重賞制覇?チャンスのある馬に、続けて乗せてもらえて良かったです」と振り返った。

 管理する木村師は夏の新潟8勝の固め打ちで開催リーディング。記録的猛暑の今夏を突っ走った。何より、昨年6月の東京新馬戦Vから熱い期待を懸けた愛馬の快走に目を細めた。この日は6キロ増でデビュー以来最高494キロ。指揮官は「良かったと思います。返し馬も抜群だった。大きく体を使えていました」と成長を称えた。

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