【立川競輪開設72周年記念「G3鳳凰賞典レース」決勝戦】森田優弥が記念初優勝!!

2023年09月11日 03:30

競輪

【立川競輪開設72周年記念「G3鳳凰賞典レース」決勝戦】森田優弥が記念初優勝!!
森田優弥 Photo By スポニチ
 立川競輪の開設72周年記念「G3鳳凰賞典レース」は10日、12Rで決勝戦が行われ、真杉匠の番手から捲った森田優弥(25=埼玉・113期)が1着。記念初優勝を飾った。2着に佐々木悠葵、3着は平原康多が入り、関東ワンツースリーで決着した。
 レースは佐々木がスタート。真杉―森田―平原―佐々木―高橋―新山―守沢―犬伏―北井で周回。赤板を迎えて真杉が後方を警戒しながら踏み上げる。北井が内を突いて関東勢の後ろ。打鐘6番手から新山が巻き返すが真杉も踏み込んで主導権。森田は新山の動きを見極めながら最終2コーナーから番手捲り。9番手の犬伏が捲るが不発。森田―平原―佐々木で直線勝負になり森田が押し切る。外を伸びた佐々木が2着。

 記念初優勝を飾った森田は「本当にうれしい。関東の皆さまに感謝しています」と喜びとともに関東5人で結束してくれた仲間に何度も感謝した。

 「(責任感ある位置で)緊張したら体が硬くなると思い、楽しもうとしたが緊張した。自分の緊張が(同期の)真杉に伝わったのか、真杉がリラックスさせてくれた」状態で迎えた決勝戦は佐々木がスタートを取り関東勢の作戦通りに進んだ。「真杉が赤板から最終ホームまでかかっていたし、いいペースだった。(別線の巻き返しを)引きつけてからと思い、踏ませてもらった。最後の直線はビックリするくらい長かった」とレースを振り返った。

 「競輪はラインだと思うし、これからもラインで関東を盛り上げていきたい。(次の目標は)G1決勝も含めて一つずつ上がっていこうと思います」。同期の真杉と連係して結果を出した森田もまた今後の関東勢を引っ張る一人だ。

 ◇森田 優弥(もりた・ゆうや)1998年(平10)7月8日生まれ、埼玉県越谷市出身の25歳。大宮東高卒。2018年7月プロデビュー。師匠は山信田学(埼玉=83期)。20年6月の高松宮記念杯でG1初出場。通算成績は381戦153勝。1メートル67、76キロ。血液型O。

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