【三国ボート G1北陸艇王決戦】磯部誠 逃げてG1・4V 年間賞金ランク2位に
2023年09月14日 20:04
ボートレース
「(スタート)正常ランプがついて良かったです。本当に今まで本体整備でこんなに良くなったのは、記憶にないですよ」
これで三国は5度目の優勝。6月の徳山グラチャンで待望のSGウイナーとなって初めての当地で貫禄を見せつけ“北陸艇王”初戴冠を果たした。
「三国は相性がいいですね。大好きです」と笑顔の覇者は優勝賞金1100万円を獲得して今年の賞金獲得額が9700万円オーバー。石野貴之を抜いて、2位に浮上した。
「ここを勝てたのは大きい。ゆとりができました」
昨年、初めてグランプリ(大村)に出場。トライアル1stからファイナル3着まで駒を進めた腕を、さらに上げる。今年は2ndからの出場が見えてきた。それだけに“頂点”を意識するのは当然だろう。
「(池田)浩二さんからも2ndから出ないと意味がないと言われていますからね。ここのチャレンジカップで、いい枠で乗りたいです」
グランプリ(12月19~24日、住之江)の前に地元・蒲郡のSGダービー(10月24~29日)、そして三国でSGチャレンジC(11月21~26日)が待っている。相性のいい地でビッグレースが続くだけに、堂々のトップ通過でグランプリ出場を決めても何ら不思議ではない。
◇磯部 誠(いそべ・まこと)1990年(平2)9月8日生まれ、愛知県出身の33歳。愛知支部所属。105期。今年6月の徳山グラチャンでSG初V。通算成績3436走1031勝38V(うちSG1V、G14V、G21V)。1メートル72。血液型A。