【三国ボート G1北陸艇王決戦】磯部誠 逃げてG1・4V 年間賞金ランク2位に

2023年09月14日 20:04

ボートレース

【三国ボート G1北陸艇王決戦】磯部誠 逃げてG1・4V 年間賞金ランク2位に
今年2度目の優勝を相性がいい三国で決めた磯部誠 Photo By スポニチ
 ボートレース三国の開設70周年記念「G1北陸艇王決戦」優勝戦が14日の最終日12Rで争われ、1号艇の磯部誠(33=愛知)がインからコンマ03のトップスタートを決めて逃げ切り1着。SG初制覇と同時に平成生まれ初のSGウイナーとなった6月のグランドチャンピオン以来、今年2度目の優勝を決めた。三国G1は初V。2着に船岡洋一郎、3着は赤岩善生を2周2Mで抜いた茅原悠紀が入った。
 前検日に48号機を引いた時は「足になっていない」と嘆いたが、初日ドリーム戦の前に大整備を敢行。これがハマり格段のパワーアップ。2日目からオール2連対堅守で予選1位通過を果たすと準優勝戦、優勝戦と王道まっしぐらだった。

 「(スタート)正常ランプがついて良かったです。本当に今まで本体整備でこんなに良くなったのは、記憶にないですよ」

 これで三国は5度目の優勝。6月の徳山グラチャンで待望のSGウイナーとなって初めての当地で貫禄を見せつけ“北陸艇王”初戴冠を果たした。

 「三国は相性がいいですね。大好きです」と笑顔の覇者は優勝賞金1100万円を獲得して今年の賞金獲得額が9700万円オーバー。石野貴之を抜いて、2位に浮上した。

 「ここを勝てたのは大きい。ゆとりができました」

 昨年、初めてグランプリ(大村)に出場。トライアル1stからファイナル3着まで駒を進めた腕を、さらに上げる。今年は2ndからの出場が見えてきた。それだけに“頂点”を意識するのは当然だろう。

 「(池田)浩二さんからも2ndから出ないと意味がないと言われていますからね。ここのチャレンジカップで、いい枠で乗りたいです」

 グランプリ(12月19~24日、住之江)の前に地元・蒲郡のSGダービー(10月24~29日)、そして三国でSGチャレンジC(11月21~26日)が待っている。相性のいい地でビッグレースが続くだけに、堂々のトップ通過でグランプリ出場を決めても何ら不思議ではない。

 ◇磯部 誠(いそべ・まこと)1990年(平2)9月8日生まれ、愛知県出身の33歳。愛知支部所属。105期。今年6月の徳山グラチャンでSG初V。通算成績3436走1031勝38V(うちSG1V、G14V、G21V)。1メートル72。血液型A。

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