【ヤングダービー】上條暢嵩 2度目のG1Vもやっぱり下関「経験で勝てました」
2023年09月25日 04:59
ボートレース
優勝戦にはピストンリングを1本交換して臨んだのも功を奏した。「ペラはそのまま。満足の仕上がりです。今節はいい時と悪い時があったけど、優勝戦はこれで良かったと思う。行き足でハナを切ったら捲りに行く気でいました。ヤングダービー自体、大阪の優勝がなかったので獲れて良かった。まだ凄い後輩がたくさんいるので、また大阪支部の誰かが獲ると思います」。ヤングダービーのラストイヤーで大きな仕事をこなし、後輩にバトンをつないだ。
「下関は相性が凄くいいですね。行く前からやれる気がしていました。自分が一番冷静だったと思う。経験で勝てました。自分が一番いつも通り走れたかなと思います。リングはずっと換えたかったけど、一発やるならここでと思った。(20年第7回びわこ大会の)磯部さんが2コースから勝った時が凄く印象に残っていて、自分もラストイヤーで勝てるんじゃないかって思っていました。根拠のない自信ですけど、その通りになってくれました」。これまでの実績が大きくものをいう結果になった。この後は戸田、福岡G1を走り、F休みに入る。戦線に復帰し、年末へ向けての熱い走りが早くも楽しみになってきた。