23年ワールドベストレースはジャパンカップに決定 JRA吉田理事長「関係者全ての努力の結晶」
2024年01月24日 01:01
競馬
▼吉田正義JRA理事長 選んでいただき、ロンジン社とIFHAの皆さまに感謝しています。日本競馬史上初めて1位を獲得させていただきました。JRAでは1970年代後半から世界に通用する強い馬づくり、ということで81年にジャパンカップを創設した背景がございます。この50年にわたる日本競馬の歴史の積み重ね、大志を成し遂げ、大変喜ばしいこと。競馬関係者全ての努力の結晶であり、感謝の意を表し、賛辞を送りたいです。また一つ欲を言えば今後ジャパンカップに、これまで以上に強い馬に外国から参戦していただき、切磋琢磨(せっさたくま)できれば、と思っています。また、アジアの競走としても(1位は)初めてのことで、国際舞台で評価されたということは日本のみならずアジア競馬連盟の加盟国をはじめ、アジアの地域全体の長年にわたる取り組みの評価かな、と思っています。競馬産業に携わってきた全てのホースマンのご尽力、また競馬を愛し、馬券購入で下支えしてくださっている私たちのお客さまの情熱によるものだと認識しています。今後も国際的なスポーツエンターテインメントとして魅力ある競馬を提供できるよう取り組んでまいります。(最後に何かあれば、とインタビュアーに聞かれて)今月1日の能登半島の地震で亡くなった方のご冥福をお祈りし、被災された方にお見舞いを申し上げます。私どもJRAでは自然災害などで被災されたところの復興に向けて、ご支援をやっております。競馬を通じて社会貢献できれば、と思っています。