【福岡・九州プロレス杯】明日開幕! 平田忠則が巧みなさばきで博多Ⅴへ

2024年03月25日 10:00

ボートレース

【福岡・九州プロレス杯】明日開幕! 平田忠則が巧みなさばきで博多Ⅴへ
平田忠則が衰え知らずのさばきで博多水面Ⅴ狙う Photo By 提供写真
 ボートレース福岡では「九州プロレス杯」が26日に開幕する。個性豊かなメンバーが集まった6日間開催だ。「九州を元気にするバイ!」をコンセプトに九州地区で活動している九州プロレス。出場選手には熱いレースでボートレースファンを元気にしてほしい。
 
 大挙登場する地元勢から優勝者を出せるか。いや、出さなければならないところだ。その中で今期勝率トップは平田忠則。今月のまるがめで今年初Vを飾っている。将来を期待された男も今や47歳。すっかりベテランの域に足を踏み入れた。来月には当然のようにマスターズチャンピオンにも出場する。まだまださばきには衰えは感じない。2019年10月から遠ざかる博多Vをつかみとるか。
 
 他では今井貴士の名前も挙げなければならない。ただ、今期勝率はA1防衛安心ラインに届かない現状。期末も迫っているとあって、尻にはたっぷり火が付いている。この地元戦で劇的に勝率を稼がなければ、明るい来期は訪れない。その気合も込みでの期待。他選手よりも好エンジンの恩恵が欲しいタイプでもあり、それがかなえばピンラッシュも可能なレーサーだ。

 さらにはA1復帰確実ペースでかっ飛ばしている郷原章平にも期待はかかる。昨年はGⅢを含む3Vと復調の兆しが見えてきた。直近4回の優勝のうち、福岡では2回のV。得意の地元水面なら優勝候補に挙げても異論はないだろう。A2では岩崎正哉に注目。好角度のハンドルさばきはまだまだ見せ場をつくれる。

 遠征陣も強力だ。赤岩善生、斉藤仁がネームヴァリューで上回る。妥協なき整備、進入でファンは多い赤岩。一般戦なら無類の強さを見せる。斉藤は赤岩とタイプは違うが、安定感は魅力にあふれる。地元勢は脅威の2人と言えよう。

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